借金返済シミュレーションとは?
借金返済シミュレーションは、複数の借金をいつ完済できるか、それまでに利息をいくら払うかを計算します。毎月の返済総額を決め、各借金の最低返済額を払ったうえで残りをどの借金に回すかで結果が変わります。金利の高い借金から返す雪崩式(アバランチ)、残高の少ない借金から返す雪だるま式(スノーボール)、最低返済額だけを払い続けた場合を1つの表で比べられます。
使い方
- 借金ごとに名前、残高、年利、毎月の最低返済額を入力します。借金を追加で最大10件まで入力できます。
- 毎月返済にあてられる総額を入力します。最低返済額の合計以上が必要です。
- 雪崩式か雪だるま式を選び、完済までの期間と総利息を確認します。
- 下の表で戦略ごとの違いと、借金ごとの完済の順番・時期を確認します。
雪崩式と雪だるま式の違い
| 戦略 | 先に返す借金 | メリット |
|---|---|---|
| 雪崩式(アバランチ) | 金利が最も高い借金 | 総利息が最も少なく、多くの場合いちばん早く完済できる |
| 雪だるま式(スノーボール) | 残高が最も少ない借金 | 借金の件数が早く減り、達成感で続けやすい |
例)リボ払い30万円(年15%、最低1万円)、カードローン50万円(年18%、1.5万円)、自動車ローン150万円(年2.5%、3万円)を毎月8万円ずつ返すと、どちらの戦略も31か月で完済しますが、総利息は雪崩式が約171,920円、雪だるま式が約179,419円です。最低返済額だけだと53か月かかり、利息は約362,383円に増えます。
ロールオーバーが大切な理由
1つの借金を完済したら、その借金に払っていた返済額を次の借金にそのまま上乗せするのが、両方の戦略に共通するポイントです。毎月の返済総額を減らさずに続けることで、後の借金ほど返済額が雪だるまのように大きくなり、完済が早まります。
計算の前提と注意点
- 毎月の利息は「残高 × 年利 ÷ 12」で計算しています。カード会社や金融機関は日割りで計算するため、実際の金額とは多少異なります。
- リボ払いの「定額方式」で利息込みの返済額が決まっている場合は、その金額を最低返済額に入れてください。
- リボ払いやカードローンの金利は高いため、雪崩式では最優先で返済する対象になりやすくなります。繰り上げ返済の方法や手数料は各社に確認してください。
- 返済が難しい場合は、法テラスや各地の消費生活センターなど公的な相談窓口に早めに相談しましょう。
よくある質問
雪崩式と雪だるま式、どちらがよいですか?
お金の面では雪崩式のほうが総利息が同じか少なくなります。ただ、小さな借金から片付ける雪だるま式は達成感があり、続けやすいという人も多い方法です。差が小さければ、続けられる方を選びましょう。
リボ払いを最低返済額だけで返すとどれくらいかかりますか?
例えば残高30万円・年15%・毎月1万円の場合、完済まで38か月(3年2か月)かかり、利息は約78,357円です。その1件だけを入力し、返済総額を最低返済額と同じにすると確認できます。
「100年以上」と表示されるのはなぜですか?
最低返済額が毎月の利息より少ないと、残高が減りません。毎月の返済総額を増やすか、その借金の返済額を引き上げてください。
おまとめローンに借り換えるといくら得ですか?
まとめる予定の借金を削除し、新しいローンの残高・金利・毎月の返済額を1行で入力して、総利息を比べてみてください。手数料がかかる場合はそれも考慮しましょう。